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幸福な魔女 シトリ エグモ [幸福な魔女]

どうも!
魔女記事第251回目、幸福な魔女「シトリ エグモ」です!
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性質・・・受難
登場・・・マギアレコード 魔女・ウワサ一覧#155
原案・監修:劇団イヌカレー(泥犬)


幸福な魔女。その性質は、受難。
被膜に包まれた胎の中で、魔法少女が魔女化する時の穢れや人々が放つ感情を栄養源にして静かに成長を続けている“半魔女"。
自身が持つ捻れた力を安定させるため、成長と共に宝石を体に散らしている。
いずれ殻を破って成熟した時、鎖から解かれた魔女はあらゆるエネルギーを根こそぎ吸い尽くし、星を呑み込めば自身が宇宙の塊になるまで食事を止めることはないだろう。
(マギアレコード「魔女・ウワサ一覧」より)

 
シトリ エグモ(Shitori Egumo)
マギウス達から「エンブリオ・イブ」と命名され、略して「イブ」と呼ばれている半魔女。
真名は宮沢賢治の詩にある「オラ オラデ シトリ エグモ」が元ネタ。
「私は私で1人で行きます」という意味らしい。
性質の「受難」の意味は「苦しみや災いを受けること。」


イブの誕生
穢れを「回収」する能力を持つ「環うい」の存在が消えたことで、上手く記憶が繋がるように組み替えられた結果、誕生した。
魔獣が発生した理由に近いのかもしれない。


イブ誕生の重要人物
環うい、里見灯火、柊ねむ、アリナ   環いろは
特に、3人の願いと柊ねむの固有魔法がイブの誕生に大きく関わっている。


環うい、里見灯火、柊ねむ、3人の願い
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「キュゥべえが保有する機能をひとつずつ奪う」
3人で一緒に契約して魔法少女になるのだが、願いの内容はキュゥべえ曰く誰も今まで願わなかった内容だった。
ういは、穢れなどの感情エネルギーや相転移エネルギーを宇宙に送るために使う「回収」の機能を。
灯火は回収したエネルギーや人間の魂を魔力に変える時に使う「変換」の機能を。
ねむはソウルジェムみたいにエネルギーに実体を持たせる「具現」の機能を。
1.環ういは里見灯火と柊ねむに穢れが溜まった時、その穢れを「回収」の力を使って集める。
そして、そこに環ういの魔力を加えて里見灯火に渡す。
2.里見灯火は、環ういからもらった穢れを魔法少女が使える自由な魔力に「変換」する。
そして、そこに里見灯火の魔力を加えて柊ねむに渡す。
3.柊ねむは貰った魔力に自分の魔力を加えたらソウルジェムを生成する時と同じように「具現」の力でエネルギーを実体化させる。
これで「自動浄化システム」を作り出し、自動でエネルギーを回収・変換・具現化して、キュゥべえと同じ機能を持っているから宇宙にエネルギーを送ることができる。
そのはずだった。


相応の因果
キュゥべえが保有している力を奪い取るということは、相応の因果を束ねていない果たせるかどうかも分からない。
無理に望みを叶えると大きな代償を支払う可能性もある。
それでも願いを叶えた3人。
すると、目の前のキュゥべえに変化が表れる。
3人の願いにより力を奪われた目の前のキュゥべえは、他のキュゥべえのネットワークからも分離され、言葉も喋れなくなり、小さくなってしまった。
こうして小さいキュゥべえが誕生。


能力の暴走
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環ういの穢れを「回収」する能力が暴走し、穢れの回収の量が多すぎて里見灯火の「変換」、柊ねむの「具現」の力も及ばず。
穢れの回収を止めることができず絶体絶命の中、異変に気づいて近くまできていたアリナが到着し、アリナの魔法で被膜を作り穢れを遮断することに成功。
しかし穢れを回収しすぎた環ういは、魔女化寸前になっていた。


柊ねむの固有魔法「物語を具現化」
ういを助けるために、ねむは固有魔法「物語を具現化」を使う。
人格や感情がなければ魔女になることはない、だから魂に刻まれたういという存在を抜き出す。
人格や感情がなくて保管に適した空っぽの器、それは機能を奪われた小さいキュゥべえ。
「誰かが、ういの体に触れるまで、魂に刻まれたういは、空っぽになったキュゥべえの中で眠り続ける!」
この物語を具現化した結果、ういの存在が無くなり、ういの因果が途切れてしまった。


ういの存在が消えたら、「回収」役はどうなる?
環ういの存在が無くなっても、全ての人の記憶が繋がるように組み替えられた。
それでも里見灯火が「変換」、柊ねむが「具現」する力を願って魔法少女になったことに変わりは無かった。
その際に「回収」役の魔法少女がいないことになるのだが、それを補うように現れたのが・・・エネルギーを集める半端な魔女「エンブリオ・イブ」。
アリナは病院のロビーでエネルギーを集める半端な魔女を見つけて、まだ人間だった里見灯火と柊ねむを助けた。(元々は助けたのは環いろはだが、環ういが消えた為、記憶が組み替えられた)
また、環いろはも病院との関わりが無かったことになり、環いろはが灯火とねむに影響を与えた出来事はアリナがやってきたという事になっていた。


新たに登場した「回収」役、エンブリオ・イブ
記憶が組み替えられ、アリナは里見灯火と柊ねむに魔法少女の話をして、エンブリオ・イブを利用するプランで3人の目的を叶えられる話をしたという。
環ういがいなくなっても、「自動浄化システム」は下記の流れでやっていける。
イブは、穢れなどの感情エネルギーや相転移エネルギーを宇宙に送るために使う「回収」の機能を。
灯火は回収したエネルギーや人間の魂を魔力に変える時に使う「変換」の機能を。
ねむはソウルジェムみたいにエネルギーに実体を持たせる「具現」の機能を。
アリナは変換された魔力を使い「被膜」を広げて町からキュゥべえを隔離、イブを自分の結界に隠す「結界生成」。
環ういの回収の役割をイブという半魔女が代わりにするようになったため、元々はこの「自動浄化システム」のメンバーではなかったアリナが加わることになった。
自動で穢れを溜める半魔女をサポートしていつか魔女にした時、3人の目的が叶えられる。
そして膨大な相転移エネルギーを使えばキュゥべえを隔離しながら宇宙を維持するシステムが世界に広がる。
このような記憶の組み替えにより、環ういの存在が無かったことになる結果は、誰もが予想しなかったことである。


イブをホテルフェントホープへ隔離
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イブはアリナの結界の中で育てられていたが、成長しすぎたためアリナの結界の中で隠すには限界になってしまった。
これからも肥大化するイブを秘匿するために、柊ねむが作り出したウワサ「ホテルフェントホープ」に隠されることになった。
また、凄まじい穢れを放っており免疫をつけていない者は立っていることすら厳しい環境となる。


ドッペルを引き起こしていたのはイブ
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神浜にいる魔法少女のソウルジェムが穢れに満たされる時、彼女たちは自らの体の一部に呪いの姿を写し取りドッペルを出現させることが出来る。
そのドッペルを出す原因を引き起こしていたのは、自動で穢れを回収するイブだった。
更にドッペル発動後はソウルジェムの穢れが浄化されており、イブが穢れを回収していたと思われる。
イブの能力により、内なる魔女の力を部分的に発動・自由に行使できるという奇跡が神浜市内だけで発生し、他の沢山の魔法少女たちの穢れを受け入れてみんなを救い続けてくれた。
自分が強い呪いを振りまく半魔女になるのと引き換えに。
まだイブは半魔女だが、魔女に孵化することで、神浜市内だけでなく世界にこの奇跡を広げることができる。


エネルギーを集める方法
うわさのせいで神浜の人が悲しんだり喜んだりして発生させるエネルギー。
魔女が蓄えていたり魔法少女が魔女化するときに発生させるエネルギー。
集めたエネルギーはエンブリオ・イブの孵化を促す。
孵化=魔女化
エンブリオ・イブの孵化と同時にが里見灯火、柊ねむ、アリナが揃っていれば、計画は成功する。
エネルギーの発生のさせ方は次第にエスカレートしていき、犠牲者を出して手に入れようとし手段を選ばなくなる。


イブを魔女化させる必要がある
マギウスの翼の目的は魔法少女を魔女化という呪縛から解放すること。
そしてキュゥべえの役割を奪って(キュゥべえに成り代わる)、魔女にならない世界を作ろうしている。
ドッペルになることでエネルギーを得て宇宙を維持し、魔法少女が魔女にならない世界を。
いずれ魔女が消えれば魔法少女は平穏に暮らすことができる。
そのためにもイブの中にあるソウルジェムをグリーフシードに変えて、イブを魔女化させる必要がある。イブはソウルジェムを持ちながら魔女の肉体を維持する存在。
魔女化させることで、魔法少女から魔女になるときに発生させる相転移エネルギーを手に入れることができるようになる。
そして発生した相転移エネルギーを利用して神浜を包む被膜を世界に広げると同時に、魔女になったイブを被膜に固定させれば宇宙にエネルギーを返す唯一のゲートが完成する。
あとはエネルギーを回収しつつ宇宙に返す性質を持っているイブが世界中で発生したエネルギーを自動的に宇宙に送ってくれるようになる。
宇宙が存続するのならキュゥべえが干渉する理由はない。干渉しようと思っても神浜と同じ被膜がある。
これでいたずらに魔法少女も魔女も生まない、魔法少女の桃源郷が誕生する。


イブはワルプルギスの夜を食べて完全な魔女になる
ホテルフェントホープの狭い聖堂からイブを表に出す必要がある。
そのために、ホテルフェントホープを消さないといけないのだが、その役目は梓みふゆを利用し実行。
ワルプルギスの夜がくることで町が蹂躙されればされる程、感情エネルギーが溢れる。
破滅は人の感情を刺激するから、イブの孵化を促すエネルギーを生み出してくれる。
そのエネルギーを吸収したイブはどんどん強くなる。
強化したイブの鎖を解き放ち、イブはワルプルギスの夜を食べて完全な魔女になる。


エンブリオ・イブ=環うい
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環いろは、環うい、里見灯火、柊ねむ、4人が揃わないと咲かないという、万年桜のウワサの枝がイブに触れて咲いたことで、イブは環ういであることが判明した。


空と地の魔女
ワルプルギスの夜が近くまで来ると、イブが反応して暴れ出し、拘束が解ける。
拘束が外れたがその場に倒れ込んでしまう。
かなりの巨体のため、その倒れ込み様はさながらビルの倒壊。
倒れるだけで土砂崩れを起こす魔女。
そしてこの嵐を連れてきたのはワルプルギスの夜。
柊ねむ曰く、「空と地の魔女が揃った。」


拘束が解けたイブの戦闘能力
表に出たばかりのイブは暴れることは出来ても、まだ移動はできない。横たわっているだけ。
魔法少女達がイブに近付くと攻撃をしてくる。
接近してようやく反撃をしてくる、それはつまりイブにとって、魔法少女達は羽虫程度の存在。
イブにいくら攻撃しても無傷。全然反応がない。
翅を広げただけで各魔法少女の拘束技を全て振り払った。
イブの魔力が体の中心に収束していったあと、突然腕に移動して、横から薙ぎ払う。
一度エネルギーを中心に集めて、必要なところに移動させる、それが行動をする上でイブにとって必要なこと。
イブは体をへこました後、体を一気に膨らまして、その反動で弾み空に飛びあがり、地震を起こす。
重すぎて翅は役に立たず空は飛べないが、弾む距離は長く1回弾んだだけで地形が変わる惨状を起こす。
弾んで着地する姿は、まるで巨大な砲弾だという。
半魔女とはいえここまで強く育てられることが驚きで、いろは達6人がかりでも倒せる気配は無かった。


イブから環ういを助ける方法
イブを倒して中から環ういを救出すること。
マギウスが目的としている孵化が魔女化である以上、イブはソウルジェムを持っている。
それを証明するようにマギウスの3人はイブがまだ成長する前にお腹から魔法少女に近い魔力を感じていた。
さらに時をさかのぼれば、その魔力の周辺を何かが覆っていることも感じ取っていた。
イブの肥大化と共に魔力を感じなくなってからは孵化の前兆だと思っていたが、マギウスの3人が感じていたのはソウルジェムの魔力とその持ち主の肉体であった。
その持ち主の肉体は環うい。
ソウルジェムと魔法少女
グリーフシードと魔女
この組合わせが捻じれることは有り得ない、共存すること自体がイレギュラー過ぎる。
だからイブもソウルジェムと結びついているというよりもエネルギーを吸収する力で肉体を纏っている状態、イブの体は着ぐるみと同じ。
着ぐるみなら外をはがしても中の人に影響しないから、環ういを救出することができる。
人間に急所があって魔法少女にもソウルジェムがあるように魔女にも急所や弱点は存在するはず。
イブみたいに不安定な存在なら尚更に、そこを調べる必要がある。


イブの弱点
イブは穢れを蓄える度に宝石を増やす。
その無数の宝石は巨大化する体が崩れないように縛り付ける鎖のようなもの。
それと同時にソウルジェムと魔女の肉体という捩れを解消し膨大なエネルギーをコントロールする血管と同じ役割を果たしている。
その中核になっているのが胸元にある一番大きな赤い宝石。
鎖を繋ぎ止める鍵、エネルギーを送るコアである。
胸元の一番大きな赤い宝石がイブの急所、弱点であった。


イブの体勢だと胸元の宝石は狙えない
イブは赤い宝石を地面につけて横たわっているので、弱点が隠れてしまっている。
そこで、ビルを使ってイブを吊すことにする。
各魔法少女の拘束に使える魔法を発動させ、翅の付け根を狙って、ビルに吊り上げる作戦に出る。
しかし人数が不足していた。
そんな中、40人ぐらいマギウスの羽根達を集め、縛り付けて吊るすどころが固定ができるようになり、なんとかビルに固定させることに成功。
イブを吊したことで宝石の部分が見えるようになる。
宝石を砕けばういを助けられるはず。
いろはが宝石に攻撃をすると、宝石は少し砕け、魔力が弱点を中心に広がり始める。
弱点とはいえ宝石は固い。更に宝石は時間が経つと再生する。
このままいけるかと思いきや、この状況でもイブはまだ出来ることがあった。
手下が様々な場所で巣を作り、集めた穢れをイブは吸い込み、広範囲に及ぶ攻撃をして周りの魔法少女を全員気絶させた。
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環いろはを除いて。


魂を失ったイブ
小さいキュゥべえが環ういの体に触れたことで、記憶の全てが戻ってきた。
ういの存在と記憶が皆の頭の中に蘇る。
これにより、灯火とねむの記憶が戻り味方になる。
環ういを固定している宝石を砕いて、イブの中から環ういを解放。
環ういのソウルジェムは穢れておらず、回収の能力は暴走しなくなっている。
そしてイブは魂である環ういを失い、崩壊するしかない状態になる・・・はずだった。


では続きに、幸福な魔女「シトリ エグモ」の戦闘シーンなどを載せているので良かったらどうぞ!
 

☆☆ エンブリオ・イブ 幸福な魔女 シトリ エグモ 攻撃シーンなど ☆☆


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