武旦の魔女 オフィーリア

どうも！
魔女記事第37回目、武旦の魔女「オフィーリア」です！

性質･･･自棄
登場･･･魔法少女まどか☆マギカ ポータブル　杏子魔女化ルート、謎の魔女結界・忘却の結界30層

魔法少女「佐倉杏子」が魔女化した姿。
霧の中を虚ろな足どりで永遠にさまよい続ける魔女。
いつも傍らにいる馬が何だったのか魔女にはもう思い出せない。
武旦の魔女は使い魔の側に寄る事はない。

「武旦（ウーダン）」とは中国の京劇において、派手な立ち回りを専門とする女性役者のことらしいです。
綺麗な中華風の服装、白馬に乗り、手に持つ槍で猛攻をしかけてくる騎馬兵のような勇猛さを感じさせる外見をしています。
頭は蝋燭になっており、まるで杏子の回想に出てくる父親を表しているようです。

性質の自棄は、物事が自分の思いどおりに運ばなくて、どうにでもなれという気持ちになり、思慮のない乱暴な振る舞いになるという意味です。
絶望した杏子をよく表している性質です

いつも傍らにいる馬が何だったのか思い出せない理由としては、杏子の傍らにいた家族、マミ、さやか、皆死んでしまったことが関係しているかもしれません。


では続きに武旦の魔女オフィーリアの「かっこいい」「かわいい」「恐ろしい」「かわいそう」「（お楽しみ）」「杏子が魔女化した理由」を書いてみたので続きからどうぞ！
　　
かっこいい！

↑杏子の分身技「ロッソ・ファンタズマ」は魔女になっても健在。
戦闘開始時は魔女は1体ですが、開始直後に煙で身を包み、分身をして3体になります。
本体と分身の見分け方は、手に持っている槍の形状です。
槍の先の色が違ったりするので、よく見れば見分けることができます。
また、HPは分身の方が低いので攻撃しても分かります。
HP以外は本体も分身も同じ能力値なので、囲まれると高い攻撃力を誇る槍の猛攻を受け、ほむらルートの場合は瞬殺されかねないので油断は禁物です。



かわいい！

↑力を溜め始めると槍をぐるぐるすごい速さで回し始めます！
チャージ後に繰り出される技は遠くまで届くので、距離が離れている分身でもチャージをして突進してくる場合もあるので3体の魔女の位置に注意する必要があります。



恐ろしい！

↑チャージ後は自身を巨大な槍と化して、突進してきます！
ステージは縦長で、分身した魔女に囲まれると行動範囲も狭くなってくるので槍飛ばしを回避しきれない事が多いです。
また、通常攻撃の「横薙ぎ攻撃」も威力が高く、ほむらルートでの武旦の魔女戦ではほむらVS魔女の一騎打ちで、ほむらの弱点を突かれ大ダメージを受けるので油断できません。



かわいそう！

↑武旦の魔女を倒すと、杏子の回想シーンの父親のように燃え尽きて消えてしまいます。
倒れるシーンや頭の蝋燭は杏子の回想の父親とよく似ています。



「マミのドキドキ ティロ・フィナーレ」にも登場！

↑マミのドキドキ ティロ・フィナーレは最初はお菓子の魔女としか戦えなかったですが、後のアップデートで武旦の魔女と戦えるようになり、更にほむらが操作可能になりました。
武旦の魔女は手下の側に寄ることはないようですが、マミドキでは一緒に登場しています。



杏子が魔女化してしまった原因

杏子はさやかと同じく、人のために魔法少女になった。
愛と勇気が勝つ、正義のストーリー。
そういうのに憧れて魔法少女になったことを美樹さやかは思い出させてくれた。

だから、杏子は似たような境遇のさやかに自分を重ね合わせ、さやかに希望を託そうとしていた。
しかし美樹さやかは魔女化してしまった。
さやかが好きだった正義のストーリーを信じ、杏子は本当にさやかを助けられないのかどうかそれを確かめるまで諦めたくなかった。

しかし暁美ほむらが先回りをして、魔女化したさやかを倒してしまった。

さやかは杏子に残された最後の希望だった。
誰にも理解されない辛さ、望んでいた結末が望まれなかった現実を受け、何もかも放棄していた。
そんな杏子でも、さやかは光り輝いて見えた希望だった。

杏子「それを･･･それを･･･ほむら、あんたは殺したんだ!!」
ほむら「彼女はどうせ助からなかった。それに･･･もしソウルジェムの力が弱まっているあなたが戦っていたら、最悪命を落としていたのかもしれないのよ。」
杏子「あたしの事を思ってってか!?冗談は大概にしろ！てめーにあたしの何が分かる！もし魔女からさやかを取り戻す方法があったらどーする!?」
ほむら「魔女化した魔法少女を元に戻す方法なんてあるわけないわ。前にも言ったでしょ、美樹さやかのことは諦めろって。」

杏子の最後の希望が消えた。
あれだけ偉そうなこと言ってまどかと一緒にさやかを助けようとしたけど、あたしはさやかを救えなかった。見殺しにしちまった。
愛と勇気が勝つ、正義のストーリーなんてこの世界にはなかったんだ。
ガラにも無く人の事を考えた、その結果がこれだ。

魔法少女は魔女になって、新しい魔法少女の餌になる。
食物連鎖って奴だ。食う側の奴だって、いつかは食われる側に回る。
希望が潰れて、絶望に抗えなくなればもう堕ちていくしかない。食われる側に回るしかないんだ。

杏子は一番大切だった家族を救えなかった。巴マミも死んだ。そしてこの上、さやかまで死んだ。
杏子「さやか・・・あんたの言ってたことわかったよ。これが・・・本当の・・・絶望・・・。」
まどか「ねえ杏子ちゃん、お願い、自分を取り戻して！」
杏子「あたしにはもう何も無い、何も無いんだ！呪ってやる！あたしはこの世界の全てを呪ってやる！バッカヤロォオオオオッッ！」

ほむら「やっぱり･･･こうなってしまうの･･･？どうしても？」
先回りして人魚の魔女を倒さなかった場合は、杏子は魔女化したさやかと一緒に死んでしまう。
先回りして人魚の魔女を倒した場合は杏子は絶望して魔女化してしまう。
杏子を救うにはどうすれば・・・もっと別の方法を･･･


杏子が魔女化する理由は、最後の希望だったさやかを救えなかったことが大きいです。
家族が死に、巴マミも美樹さやかも死んでしまい、何もかも思い通りに行かず、絶望に抗えなくなり魔女化。

父親に魔女呼ばわりされた時や、家族が無理心中で死んだ時など、絶望して魔女化しそうなタイミングで魔女化しなかった杏子ですが、その後もマミやさやかの結末に絶望し（特にさやかが大きい）、ついに限界がきてしまった。
もちろん杏子が魔女化しないルートもありますが・・・最後は魔女化したまどかに殺されてしまいます。
PSP版のストーリーは魔女化しなくても最後に死んだりするので全体的に悲しい結末が多い。

では今回はこれで！
武旦の魔女「オフィーリア」でした。
でわまた！（ぺこ）

タグ：魔女 魔法少女まどか☆マギカ

コメント 7

今度わ杏子たんの魔女化っすね((((（ひょえ）))))

頭に火が灯っているのを見ると、
某手塚センセイの漫画で
頭にローソクが立っていて火が灯っている絵
を思い出したりしマス（ひょえ））
（ほのお）
..□
（まじ）
こんにゃ感じだったかにゃ？（＠ひょえ）

うんうん杏子たんとさやかたんわ動機が似ていマスにゃん、
にゃので、さやかたんが死んぢゃうと、余計に絶望感ががが（しょぼ）
by 偽砂糖 (2012-08-13 00:28) 

☆偽砂糖さん
某手塚先生の漫画が何か分からないですｗ
杏子もさやかも人のために願い事をして魔法少女になったから、そこが似ているんですよね。
by アーニマ (2012-08-16 06:51) 

＞某手塚先生の漫画（のキャラクター）

「アセチレン・ランプ」氏の事ではないでしょうか？
同じデザイン（時には名前も）のキャラクターを
あたかも実写映画の俳優のように、異なる作品に渡って
それぞれの作品内の“役”として登場させる「スター・システム」
を採用していた手塚先生のレギュラーキャラの１人で
その名前からの由来なのか、なぜか後頭部に火の灯った蝋燭が
立ってるというキャラだったと記憶しております
（多分画像で「手塚治虫　アセチレン・ランプ」でググると出ると思います）
by ひふみー (2014-02-20 01:45) 

☆ひふみーさん
ググったら出てきました！
確かに後頭部に火の灯った蝋燭が立っているキャラですねｗ
アセチレン・ランプを意識しているのかもしれませんね。
まあ、オフィーリアの場合、後頭部というよりもう頭部全体が蝋燭だからなあｗ
by アーニマ (2014-07-03 02:04) 

杏子どっちみち死ぬやん!!
死亡フラグ多いやん!！
悲しすぎるわ
悲惨! 卑劣! 絶望的過ぎる! ほむ卑怯!
もはやあれは魔女化や絶望て言うレベルじゃない
by ミー (2014-10-20 16:36) 

そういえば、中華風の魔女って結構少ないな・・・まどマギ以外でも。
by 菅野アスカ (2017-04-04 12:05) 

☆ミーさん
絶望ルートなのでしょうがない・・・希望のルートもあるはずです！

☆菅野アスカさん
きっと中国とか韓国の魔法少女が魔女化したら中華風だらけですよｗ
マギアレコードに登場する「由比鶴乃」なら中華風になるかも！？
by アーニマ (2017-04-04 13:15)